NICEHCK C16-4:シックなデザインの低価格16芯中華イヤホンケーブル

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カスタムイヤホンのリケーブルはなぜかイヤホン本体よりも値が張るものが多かったりするのだが、高級ケーブルのスペックを持つのに安価なモデルが最近は中国からバンバンと発売されている。いったいどんなものなのだろうか、気になるので一つ買ってみた。

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NICEHCK C16-4

それがこのショップブランドであるNICEHCKから発売される、C16シリーズ。その名の通り16本の芯をより合わせて構成されるケーブルで、後ろの数字はカラーバリエーションを表している。

今回買ったのはC16シリーズの中でも落ち着いたカラーリングのC16-4。銀ケーブルと暗めのブラウンケーブルの組み合わせだ。金×銀とか、金×銀×赤×青だとか、とにかくやたらとおめでたいカラーリングの多い中華イヤホンケーブルの中では、どんなイヤホンや服装にでも合わせられる落ち着いた雰囲気を見せている。光が当たるとキラッと光って派手だけど。

スペック

ブランドNICEHCK
モデルC16-4
マテリアル16芯銀メッキケーブル
銅純度99.997%
線材の太さ23AWG
プラグタイプ3.5 / 2.5 / 4.4mmストレートプラグ
インターフェイスMMCX / 0.78mm 2Pin / TFZ / QDC

今回購入したのは3.5mmアンバランスケーブルのQDCタイプ。主要なインターフェイスを揃えているので、自分のリスニング環境にあったケーブルが選べるはず。

ずしっと重い

とりあえずこのケーブル、手に取った瞬間にやたらと重たいことに気づかされる。とりあえず重量測定をしてみたところ、

ケーブル単体で28gもあった。

これはなかなかに重たいイヤホンであるKZ ZS10 Proの標準ケーブル込みの状態から3gしか変わらない。そりゃ重たく感じる訳だ。

ただ実際に重たいのは、DAPとの接続プラグや、二股に分かれている部分の金属部品が主。というかこの二つがやたらと重たすぎる。特に二股部品が重たすぎるためか、使用していると下に引っ張られる感覚を覚えるので、少し気になるレベルだ。

ケーブルは太いが柔らかく、取り回しは良好

16芯ケーブルということで、直径は4.5mm(二股後で3mm程度)と太めのケーブルになっているが、線材1本1本は細く、編み込みも緩めなので、非常に柔らかく曲がってくれる。タッチノイズも少ない。

全体に音が太くなり、曇りが取れた

中華イヤホンが、気になる。 凄まじいパワーと技術力で既存の価格と価値の概念をぶっ壊してくる中国製品の数々。イヤホンもその例外ではなく...

とりあえずKZ ZS10 Pro標準の4芯銅ケーブルからC16-4に置き換えてみる。すると全体的に音が太くなり、印象としては音量が大きくなったように感じた。銀メッキケーブルでよく言われている「高音域の伸び」についても、確かにキラキラ感がわずかに増したように思う。ただ個人的に一番感じたのは、4BA+1DDというハイブリッド故か若干の曇り感があった部分が、クリア気味に変わったこと。より音がすっきりはっきりと聞こえるようになった。

「安さ」は中華オーディオ製品最大の魅力ではあるが、その技術力に見合うだけのコストをかけた製品はどれほどに魅力的であるのか?について語られる...

同じくQDC端子を採用するSIMGOT EM2にもつけてみた。こちらは標準ケーブルが4芯だが同じ銀メッキケーブルということもあってか、音質の大きな変化というものは感じられなかった。しかし同様に音が太くなったので、16芯ケーブルなりの効果というものはあるようだ。

安価にリケーブルを楽しめる選択肢

「お気に入りのイヤホンの音をもっとよくしたい!」

と思った時に、リケーブルはとても有効だろう。それを安価に行え、そして見た目の変化も楽しめるNICEHCK C16シリーズは、とりあえず一本試しに買ってみるのにいい選択肢だ。