GoPro純正ラージチューブマウント(ロールバーマウントVer2.0):純正品ならではの高い安心感と使い勝手!絶対カメラを落とさない高強度マウント

アクションカメラ

先日GoProを取り付けていたロールバーマウントがハードな使用環境によって破損してしまったので、新しいマウントを調達する必要が生まれてしまった。これまで使っていたタイプのマウントで使い心地は十分だったので同形状のものを探してみたのだが…、

今は↑のタイプのロールバーマウントって販売されていない事に気がついてしまった。うーんどうしよう。

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GoPro純正のラージチューブマウントを購入

悩んだ挙げ句にGoPro純正のラージチューブマウント(旧ロールバーマウントVer2.0)を購入。例のごとくサードパーティ製でも同形状のものはいくつか販売されているのだけど、流石にまた撮影中にGoProを落として、撮影できないどころか事故に繋がったらシャレにならないので、信頼できる製品を選んでみた。

あとサードパーティ製に言うほどの価格的メリットが無かったのも一因。

妙に開けにくい内箱を開けると製品本体が出てくる。垂直マウント用バックルと固定ネジも付属。いつも中華製品ばっかり買っているとこの付属品の少なさに逆に驚いてしまう。

繊維混入樹脂で堅牢な作り

マウント本体の重量は97gとそこそこのずっしり感。3.5~6.35cmの筒状のパイプに装着することができる。

マウント本体はカーボン繊維か何かが混ぜられた強化プラスチックで整形されており、かなりがっしりしている。ヒンジを締め付けるボルトナットもステンレスと思われる金属で作られており、かなり強く締め付けを行うことを前提としているように見える。このあたりは安価なサードパーティ製だとコストダウンで普通の樹脂や弱い金属を使いがちなので、GoPro純正品ならではのコストがかかっている部分かもしれない。

ボルト1本で固定できるので、旧型のように2本のボルトをちょうどいい具合に締め込んだりする必要がないのが嬉しい。脱着も素早くできる。

かなり分厚い内径調整用のゴムは位置がしっかりと固定されるような凹みや出っ張りが付けられ、不意にゴムだけがずれてしまう可能性を軽減。もちろんかさ増しゴムを取り外しても、マウント本体の内側にはまた滑り止めのゴムが貼られている。

360°回転可能な一体型ベース

商品写真だけ見るとパイプに対して直角方向にしかカメラを取り付けられなさそうに見えるのだが、よく見ると商品説明に

16か所の固定位置を備えた360度回転可能な一体型ベースで、完璧なアングルを実現

GoPro公式サイト

と書いてある。書いてある割にそれを説明した商品写真が一枚もなくて僕も購入時には少し不安になったので、ちゃんと確認してみよう。

撮影がめんどくさかったので90°までしか撮っていないが、GIFアニメにするとこんな感じでベースがマウントに対して回転する。

裏から見るとわかるのだが、マウントについているボタンを押すことでベースがフリーになり、ベースの裏側にある16箇所の爪によって位置決めされる仕組みになっている。素早く簡単に角度調整できる構造は嬉しい。

回転機構がある分だけなんだか強度に不安を覚えてしまうのだが、ベースはボルト&ナットによってガッチリとマウントに固定されているし、回転方向へのガタツキもほとんどゼロに近い。ボタンは少し硬めのスプリングでテンションが掛けられているので、よほどちょうどいい具合に石などが当たらない限りは不意に角度が変わってしまうこともないだろう。

使い勝手が向上した新型ロールバーマウント

今回は純正品を買ってみたわけだが、やはり値段が高いだけあってしっかりした作りで安心感が全く違う。これまで使っていたタイプと異なり使い勝手も向上しているし、きっとこれだったらGoProを脱落させてしまうことはなかったのかもしれない。

ただ少し大きく、可動部がある分だけ重たいので、持ち運びや実際の取付時にはこれまでと違った工夫が必要になりそう。そのあたりは強度や使い勝手とのトレードオフとは言え、GoPro HERO9 Blackも結構重たいので悩まされる。

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