アクションカメラで長時間撮影を行おうと思うと、バッテリーの持ち時間が心配になりがち。やはり予備のバッテリーと、バッテリーの充電器があるに越したことはない。
というわけで、今回はカメラの互換バッテリーを数多く取り扱っているVemicoより商品を提供して頂いたので、それのレビューを行う。
Vemicoスポーツカメラバッテリーキット
今回レビューを行うのは、Vemicoのスポーツカメラバッテリーキット。
付属品はこちら。
- バッテリー×3個(2個セットと3個セットが存在)
- デュアルバッテリーチャージャー×1
- microUSBケーブル×1
- 保証書
- キャンペーンカード
取扱説明書は入っていなかった。なくてもいいレベルの商品なので、箱の裏の表記だけで十分かもしれない。
バッテリーは2個セットと3個セットが販売されているのだが、値段の差が200円しかないので、せっかくだったら3個セットを買ったほうがいいと思う。
バッテリー/充電器のスペック
メーカー名 | Vemico |
モデル名 | VC01 |
バッテリー | Li-ion 3.7V-1050mAh |
充電器 | Input:5V-2A Output:4.2V-800mA×2 |
SJ4000系のアクションカメラで使用可能
使用できるアクションカメラは、商品ページに書かれているだけで、
Muson/ Akaso / Vemico / Apeman / Dbpower / Nexgadget / Campark / Wimius / Cooau m80 / Soocoo / s100pro / Lightdow / Pictek / Vtin / Eken / Vikeepro / DragonTouch / ThiEYE / Andoer / AN5000 / Elephone(elecam) / Eken v8s / Wimius Q1/Q2/Q3/Q4
と無数にある。あとなぜか掲載されていないが、SJCAM SJ4000やSJ5000でも使用可能。というよりも、SJ4000コピー系の中華アクションカメラであれば大抵使えると思われる。
1050mAhの容量UPバッテリー
Vemicoのバッテリーの容量は1050mAh。手持ちのSJCAM SJ4000やSJ5000Xの純正バッテリーは900mAhなので、150mAhの容量アップとなる。
Amazonで見ると多くの社外バッテリーは1100mAhのものが多いので、それらと比べると50mAhだけ容量が少ない。ただこの辺のバッテリー容量は眉唾物も結構多いので、そういう意味では容量表記が少ないVemicoは信頼できるかもしれない。
あとこのバッテリー、純正が真四角な形をしているのに対し、なぜか上面の二辺が丸みを帯びた形状をしている。
が、それ以外の縦横高さのサイズは純正と変わらないので、カメラ内にぴったりと収まる。バッテリーを取り出すためのベロはビニール系の素材でできているので、ちぎれてしまう心配は無さそう。
VemicoのバッテリーでSJ4000を動かしてみたが、全く問題なく稼働した。
SJCAM SJ4000でテストした限り、1時間は余裕で連続稼働できた。SJCAM純正バッテリーでは公表90分の稼働時間となっているので、同等程度の連続稼働ができると思われる。
microUSB入力のデュアルチャージャー
50×40×17mmサイズの超小型バッテリー充電器は、二個同時に充電可能。2A出力のUSBアダプターに接続すれば、4.2V-800mA×2の出力を発揮する。理論上は1時間少々でフル充電が可能なはず。
入力端子はmicroUSB。SJ4000系のアクションカメラは旧型なので、ここはカメラと同じmicroUSB端子となっているのは◎。
…他社製品だとなぜかminiUSB端子だったりするのだが、そういうのを選んでしまうとケーブルが一本増えて持ち運びがめんどくさくなる。端子を揃えておくことは重要。
充電中はインジケーターが赤色に光り、充電終了はこれが青色に光ることで知らせてくれる。充電中は少々熱を持つ。SJCAM純正バッテリーも全く問題なく充電できた。
バッテリー×3+充電器のお得なセット
というわけでこのVemicoのスポーツカメラバッテリーキット、バッテリーも充電器も全く問題なく使用できることが分かった。同様の製品は沢山あるのだが、その中でもVemicoは特に3個セットだと価格的メリットが高いうえ、充電端子をカメラ側と揃えられるメリットがある。アクションカメラをたくさん使う人はぜひ一つ購入をオススメしたい。
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