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【レビュー】VemicoのDJI Osmo Action 5 Pro用互換バッテリー&充電器セット

5.0
アクションカメラ

アクションカメラを新しく買ったときにやること、それはバッテリーの追加購入。

購入時に付属してくるバッテリー一つだけじゃ絶対に足りない。足りるような使い道しかしない場合であっても「充電し忘れ」などのヒューマンエラーはどうしても防ぎきれない。

とはいえ純正バッテリーは往々にして値段が高い。今回新たにDJI Osmo Action 5 Proを購入したが、これの純正バッテリー「Osmo ActionエクストリームバッテリーPlus(1950 mAh)」は2025年7月時点で公式通販価格5830円とかなり高い。こんな物を何個も買っていたら破産してしまう。

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Vemico DJI Osmo Action 5 Pro用バッテリー&充電器セット

というわけで今回買ったのがAmazonでよく売られているVemicoのDJI Osmo Action 5 Pro用バッテリー&充電器セット。

社外バッテリーの安全性については議論の対象になりがちだし、当然ながらカメラメーカーは使用を推奨してない。僕はかなり社外バッテリーを使っているが、それに起因するトラブルを経験したことがないので、あくまでも自己責任で使っている。

というかGoProに関して言えば純正バッテリーよりも社外バッテリーのほうが信頼性があったりしたし…。

バッテリーなので内容物はごくごくシンプル。

  • バッテリー2個
  • 2個同時充電可能な充電器
  • 充電用USB Type-Cケーブル
  • 取扱説明書
  • 保証書

このセットで値段が約5000円。純正バッテリー1個よりも安い値段でバッテリー2個+充電器までついてくるんだから、コスト的にかなり助かる。

バッテリースペックは3.87V-2100mAh。Action 5 Pro純正バッテリーは3.87V-1950mAhなので、公称スペック上のバッテリー容量は今回のVemico製のものが150mAh上回っている。

ただし経験上、実際の使用においては社外バッテリーの実使用時間は純正バッテリーに劣ることがほとんど。スペック上の容量が大きいからと言ってあまり期待はしない方が良い。

各部を見ても、外観の色や表記こそ異なるが、寸法は純正バッテリーとほぼほぼ同じ。5つのバッテリー端子含めて純正と何ら変わりはない。

付属の充電器は2個同時充電できる収納型タイプ。DJI純正のバッテリーケースは横に3つ並べるタイプで、社外品にも同様の形状のものは存在する。ただAction 5 Proのバッテリーは少し大きいので、横に3つも並ぶのは持ち運びには結構邪魔かもしれない…。そう思って2個充電タイプを選んでみた。

充電器自体はプラスチック感満載で若干ちゃちな印象があるが、ヒンジなどもしっかりしているし、実用上はなんの問題ない。

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実際にそれは思った通りで、2個充電タイプならAction 5 Proとさほどサイズ感が変わらない程度の大きさ故に持ち運びはしやすい。個人的にはこれぐらいがちょうどいいと思う。

ちなみに充電器側に備わるバッテリーとの接点は2個所のみ。プラス端子とマイナス端子しか無いので、バッテリーの電圧でのみ充電を制御している模様。

充電はType-Cで可能。5V-12VのPD充電規格にも対応している。

底面に記載されている情報によればOutputは4.5V-3A(×1)/1.5A(×2)となっている。バッテリー1つだけを充電するときは3A充電なのでそこそこ速い(推定40分で充電完了)が、2個同時のときは1.5A充電なので推定80分程度は必要。

Action 5 ProにPD規格充電器を直挿しして充電した場合、フル充電に53分かかるそう。それを思うと充電速度は決して遅くない。この充電器単体で見ても性能は良い。

当然だが純正バッテリーも問題なく充電できた。

実際の録画時間を計測

実際にAction 5 ProにVemio 5 Proバッテリーを入れて連続録画時間を計測した。Action 5 Proの設定や周辺環境は以下の通り。

  • 録画サイズ:4K 120fps
  • 手ぶれ補正:RockSteady 3.0+
  • 画角:ワイド
  • 撮影開始~5分まで前後カメラは映像表示
  • 5分経過から前後画面は録画時間を表示
  • カメラは固定
  • 室温は約25度

4K 120fpsはAction 5 Proで撮影できる最大の録画サイズ。バッテリーは100%充電された状態から録画を開始したところ、次のような結果になった。

純正 1950mAhVemico 2100mAh
録画時間99分24秒74分38秒

両方のバッテリーともに熱暴走などすること無く完走したことにまず驚きを隠せない。4K 120fpsで撮影しているので終盤はカメラ本体がかなり熱くなっていたのだが、何ら問題は無く撮影が終了した。Vemicoの方は確認できなかったのだが、純正は85分を過ぎたあたり(バッテリー残量は13%だった)から高温のために画面表示が消されてしまった。

録画が自動で切れた後に起動してみたところ、純正バッテリー、Vemicoともにバッテリー残量は3%となっていた。純正バッテリーでは確認できたが、画面上では「高温のための録画停止」だった。

流石に社外バッテリーということで、表記上の容量は大きくても録画時間は純正に約25分劣る結果となった。Vemicoバッテリーが劣るというよりも、ほぼ100分録画できる純正バッテリーの粘りがすごいな…というのが素直な完走。しかしVemicoバッテリーであっても4K 120fpsでほぼ75分撮影できるのであれば、実用上の問題は全く無い。

価格の割には結構良い社外バッテリー

今回購入したVemico DJI Osmo Action 5 Pro用バッテリー&充電器だが、「結構良い」というのが僕の中での結論。確かに連続録画時間は純正には劣るが、それは社外バッテリーにはよくあること。それよりも安く交換用バッテリーや充電器が手に入る方が個人的には嬉しい。

過去にVemicoの互換バッテリーをいくつも使ってきたが、劣化以外に問題が出た試しがない。このAction 5 Pro用バッテリーも長く使えることを期待したい。

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