以前買った↑のGoPro HERO9用アルミ保護ゲージを使って、いつものように車両に取り付け、かなりハードな環境での撮影を行っていたある日。ふとGoProを取り付けた場所を確認すると、そこにあるべきものが無かった。
…?
………???
……やっちまった!
無惨な姿になったアルミケース
発見されたままからGoProを外しただけの状態がこれ。
撮影環境の激しい振動によりロールバーマウントが根本から破断。どうにか脱落防止のワイヤーで一時は取り付けていた車両にとどまっていたようなのだが、ワイヤーと車両を繋いでいた結束バンドがある拍子に千切れて脱落した模様。その後は後続車両に踏まれ弾き飛ばされたようだった。
マウントの根本が白く変色していることからも、ここからマウントの破断が始めったことが確認できる。この状態でもアルミケース側のマウントには問題なかった。
ケース背面のスライドカバーは吹き飛び、保護レンズのガラスは一欠片もなく無くなっている。ケースが歪んで中のカメラに干渉していたのだが、少しペンチでこじることでどうにかGoProを取り出すことができた。
保護レンズやその受け皿が大きく歪み、二度と取り外せない状態に。アスファルトに強く打ち付けられたためあちこちに傷が入ったり千切れたりしている。
肝心のGoProは…?
カメラが脱落したことがわかった時点でGoProの死を覚悟、そこからカメラを拾いに行ったのだが…、
なんとびっくりすることにGoPro本体は無傷。もちろんケースの干渉により樹脂部分に多少の傷は入ったが、拾った時点でまだ撮影が続いており、レンズや前後の液晶画面が割れたりもしていなかった。
動作確認しても撮影される映像やタッチパネルの感度、液晶画面の表示などなど一切問題なし。何だこれすごいな。
間違いなく時速60km/h以上でアスファルトに叩きつけられたはずだし、ほぼ同じ速度の後続車両に轢かれて弾き飛ばされたはずなのだが…。これがヘビーデューティーってことなのか。アルミケースの保護性能の高さ、そしてGoProの丈夫さが図らずも知ってしまった。
もちろんこの事件の直後に同じアルミケースと、より丈夫なマウントを書い直したことは言うまでもない。
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