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GoProに見切りを付けてDJI Osmo Action 5 Proを買った話

5.0
アクションカメラ

アクションカメラの元祖にして王といえばGoProで、僕も2021年頃からGoPro HERO 9 Blackを愛用している。かなり過酷な環境にカメラを設置しても素晴らしい映像が取れるその性能には満足していたが、正直に言えばイライラすることもたくさんあった。

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GoPro HERO 9 Blackの不満点

僕が感じているGoPro HERO 9 Black(以下GoPro 9)の不満点は次の通り。

重くてデカい

最近のハイエンド系アクションカメラはどれも同じぐらいとはいえ、GoProはデカい。重量も約160gで重たい。耐震性能や防水性能を兼ね備えるとこれぐらいになるのは理解できるが、重たいせいで取り付けに苦労させられるのが一番困る。

起動が遅い

GoProは起動が遅い。なかなか立ち上がらなくてイライラすることもあるし、何ならその日の最初の起動は本当にやたらと遅いときがある。撮影したいときにパッと撮影できることは非常に重要なので、これは本当に困る。

電池持ちが悪い

GoPro 9の電池持ちは悪い。僕は基本的にフルHD 60fpsでしか撮影しないので4K撮影の時よりはマシとはいえ、連続稼働時間はだいたい1時間ぐらいのイメージ。

しかもこれ、振動がかなり多く手ぶれ補正がガンガン効く状況だと一気に短くなる。かなり振動が多い状況だと、経験的には30分も持たない。加えて炎天下や低温下などの過酷な環境だと更に短くなる。

そういうときのために社外バッテリーをたくさん持っているのでどうにかはなるのだが、電池が足りてるかどうか常に心配になる。ちなみにGoPro純正バッテリーは2つ持っていたが、両方とも膨らんだので捨てた。社外バッテリーのほうが耐久性があるのは勘弁してほしい。

外部音声入力が非常にめんどくさい

一番ストレスなのがこれ。GoProで外付けマイクを使うがとにかくめんどくさい

そもそもGoProは防水カメラなのでマイクの性能はあまり良くない。基本的に少しこもった音がする。これはおそらく世の中の殆どのアクションカメラがそうなのでGoProに限った話ではない。

やはり良い音声を録ろうとすると外部音声入力が必要になるのだが、GoProでこれをしようとすると「メディアモジュラー」なる仰々しいオプションパーツが必要になる。これがまぁ素晴らしく邪魔で使い勝手が悪い。

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メディアモジュラーを装着するとただでさえ大きいGoProのサイズが一回りアップし、さらに重量は単体で202gまで増加。これはかなり重たい。

しかもなぜか僕のメディアモジュラーは調子が悪く、AUX端子が頻繁におかしくなる。具体的には音声がノイズだらけでまともに使えなくなる現象が3回に2回ぐらいの頻度で発生する。こうなると音声どころか収録した映像そのものがゴミになる。実際にそれで映像が駄目になった経験があるから笑えない。

結局これが嫌で嫌でしょうがなくなった僕は、単体収録できるマイクを別に用意し、後で編集で組み合わせるという手段で対応していた。しかしこれはカメラやマイクの電源つけ忘れ、RECし忘れなどが発生する場合があってかなり気を使う。あまりにもめんどくさすぎる。

ちなみにGoProで無線音声入力をしようとするとこうなる。僕が使っている無線マイクはSYNCO G2(A2)で、メディアモジュラーにレシーバーを取り付けてそれを有線接続する形になる。

実際これで撮影したこともあるのだが、とてもめんどくさい。そもそも持ち運ぶのがだるい。

DJI Osmo Pocket3が素晴らしい

GoProへのヘイトを日々貯めていたときに出会ったカメラがDJI Osmo Pocket3。

これはジンバル一体型の小型カメラなのでアクションカメラとはまた用途が違うのだが、これが本当に素晴らしい神のようなカメラだった。

起動は早いし電池持ちはそこそこいいし、何よりも一切の外部アダプター無しでDJI Mic 2と無線接続できるのが本当に素晴らしい。撮影と音声収録の両方が高品質で、なおかつ一つでも楽勝で運用できるコンパクトさと利便性がこれにはあった。

あぁ、GoProで同じことができればもっと楽になるのに…。

DJI Osmo Action 5 Proが”答え”かも

起動が遅いとかデカくて重いはどうにかなる部分があるが、外部音声入力がめんどくさいのは本当に耐え難い。外部アダプター無しでマイクが無線接続できる素晴らしさを実感してしまったら、もうそれを選ぶしか無い。

というわけでDJI Osmo Action 5 Pro(以下Action 5)を手に入れてしまった。

詳しいレビューはまた別にするつもりだが、このカメラはGoPro 9に比べてほんの僅かに小さい。触ったときの質感はプラスチッキーでチープな印象だが、全体的には悪くない。

重量は145gとGoPro 9から15g軽い。まぁこの15gには大した差を感じない。

それどころかマウントパーツを取り付けると結局161gでGoProと変わらないのは若干残念。ただこのマウントパーツ、実際に使ってみると案外便利で良い。

実際の使用感が神

まだ軽くしかAction 5を使用していないのだが、この時点ですでにGoProに感じていた不満の殆どが払拭されている。

まず起動がめちゃくちゃに早い。電源ボタンを押したら1秒もしないうちに立ち上がるのはすごすぎる。電源OFF状態からRECボタンを押していきなりRECさせても1秒ぐらい。これは最高。

電池持ちはまだはっきりとはわからないが悪くなさそう。ただ現時点でGoProより持ちが良いのは間違いない。あと充電がめちゃくちゃ早い。本体直挿しPD給電するとGoPro 9の比じゃないスピードで充電される。

そしてなにより外部音声入力が神。

Action 5とGoPro 9で2chの無線音声入力をしようとしたときの機材がこれ。言うまでもなくAction 5のほうが圧倒的にコンパクト。今まで苦労していたのがバカバカしくなるほどに手軽。

DJI Mic 2もMic Miniも単体での駆動時間が長いので、マイクの電源はつけっぱなしでOK。Action 5の電源をつけると即座に無線で接続されて、RECと同時に収録される。いちいち「電源が付いてるかな?」とか「RECできてるかな?」とか確認する必要すらない。

なんてこった…。

”答え”はDJIにあったんだ…。

さようならGoPro。こんにちはDJI。

実のところGoPro 9単体でしか撮影しないのであれば、多少気になるポイントはありつつも大きな問題が無かったのも事実。そういうのもあって「わざわざ買い替えるほどでもないな…」と悩んでいたところがあった。

ただ音声入力をしたいならAction 5は本当に素晴らしかった。細かく見ればGoProと色合いが違ったり、手ぶれ補正の効き方が違ったり、若干操作方法が違ったりするので慣れは必要。だがそれはそれとして使用者側がうまく使えばいいだけの話。

というわけでAction 5とGoPro 9の2台持ちでこれからやっていこう。電池の互換性が無いのはだるいけど、GoPro 9もまだまだ普通に使えるし。

…え?タイムセール???

DJI Osmo Action 4が3万円切りで過去最安値…??????

さようならGoPro 9。こんにちはDJI Osmo Action 4。

GoProは悪くない。DJIが良すぎた。ただそれだけの話…。

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