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【レビュー】CORSAIR NAUTILUS 360 RS:お手頃価格で高い冷却性と静粛性が手に入る360mm簡易水冷

5.0
パソコン

僕の初自作PCは制作から1年半がたった現在でもほぼ毎日元気に稼働しているのだが、一つ気になる点がある。UpHereの激安簡易水冷が、なんだかちょっと調子が悪そう。

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制作当時、簡易水冷は大手メーカー品なら2~3万円位はしたところ、UpHereという中華メーカーのこれは8000円ほどのお手軽価格だった。簡易水冷なんてその機構的にラジエーターとファンの性能さえ一定レベルであればどれも冷却性能に大差はないはずだろうとの考えもありこれを選んだ。

が、なんだか最近は電源を入れると「コポコポコポ…」とエアが噛んでる音がするし、ファンもなんだか極僅かにカタカタ言ったりする。冷却性能的には問題なさそうだが、壊れると困るので、その前に交換してしまおう。

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CORSAIR NAUTILUS 360 RS

そこで新たに選んだのがCORSAIR NAUTILUS 360 RS。僕の自作PCは「光らない」というコンセプトが有るので、全く光らないこれを選択した。一流PCブランドCORSAIRの製品だが、購入時で価格も約12700円と比較的安価なのが嬉しい。しかも2024年12月発売とそこそこ新しいのも良い。

中身はこのように紙パッケージで丁寧に梱包されていた。ファンが固定されていないのはめんどくさい。あとなぜか取扱説明書が付属していなかった。ネットで見ろということかと思いきや、どこにもQRコードやURLの記載がない。入れ忘れか…?

ポンプヘッドは正直無駄にデカい。プラスチックのカバーは引っ張れば外れ、中身がスカスカなことも確認できる。もうちょっとコンパクトにしてほしい。裏面には最初からグリスが塗ってあってとても親切。インテル用よAMD用で金具が異なるが、スライドさせれば簡単に脱着できる。

ラジーエーターはかなり質が高そう。フィンの潰れなどは一切無く、塗装もきれい。ちゃんと測ってはいないが、ラジエーターコア(ラジエーター全体ではなく、冷却液が通る部分)の厚みはUpHereのそれより厚く見える。ラジエーターの容量が大きければ大きいほど冷却性能は高まるので、きちんと出来てる気がする。というかUpHereが見た目より薄いのが良くない。

ちなみにラジエーターの左右中央部にはコルセアのメッキロゴが入る。かっこはいいが、取り付けるとほぼ見えない。

付属のファンRS120 120mmの見た目は普通。安っぽいと言えば安っぽいが、剛性感はしっかり有る。スペックは以下の通り。

  • サイズ:120mm×25mm
  • 回転数:420~2100rpm±10%
  • 風量:13.3-72.8CFM
  • 騒音レベル:10~36dBA

両面に保護フィルムが貼ってあるので取り付け前に必ず剥がそう(経験者は語る)。

ちなみにデイジーチェーンに対応しているので大変組みやすい。

組み立て

付属してくる紙袋を見ると「スクリュー」だの「スタンドオフ」だの「サムナット」だのが書いてある。なんとなく英語が読めれば取説なしでも作業できるはず。なんで取説が入ってないんだろう?

ボルト類は全部ブラッククロームメッキされていて質感はかなり高い。UpHereとは比較にならないレベルで高級感がある。これが価格差ということなのだろうか。

ラジエーター取付向きを考慮しながらラジエーターにファンを取り付け。取説がないのでボルトにワッシャーを噛ませてみたが、多分必要ない。

そしたら今までつけていたUpHereの簡易水冷を外して、

CPUについているグリスをきれいに拭く。1年半経ってカピカピになっているかと思いきや、案外液体っぽさが残っていた。

今回はインテルなのでマザーボード裏面にバックプレートを装着。バックプレートは樹脂製だが、結構しっかりしている。

スタンドオフボルトを装着。指で取り付けられるようにローレット加工されているのが嬉しい。

ポンプヘッドを取り付けて、サムナットで固定。サムナットはバネが付いていて、一番奥まで締めれば適切なテンションが掛かるようになっていた。

最後にラジエーターをケースに取り付け、ファンとポンプの配線をすれば作業は完了。ARGBケーブルがないことも相まって、組み立ては非常に簡単だった。

完成図がこちら。完全に光らないヘッドなので、地味なのがとてもいい。

ポンプヘッドの向きが変えられない

上の写真で気づいたかも知れないが、CORSAIRのロゴが90度ズレてしまっている。きっとこれはヘッドを脱着することで修正できるのだろうとプラスチックのカバーを引っ張ってみたら…

一つの向きでしか固定されない構造になっていた。つまりこのポンプ、向かって右側からホースが伸びる形以外ではロゴが正しい方向に向かない。エントリーモデルとは言え一流メーカー品なのだから、向きぐらい変えられる構造になっていてほしかった…。

高い静音性と冷却性能

正直めんどくさいのでベンチマークソフトを走らせてのテストなどは行っていないが、換装からしばらく使っている限り全く問題はない。むしろファンもポンプも驚くほど静かだし、ラジエーター上部に手を当てるとぬるい風が出ていて、しっかりCPUを冷やしていることがわかる。

CORSAIR NAUTILUS 360 RSは、動画編集など負荷がかかる場面でCPUの温度が上がっても十分冷やしきれてる。いちいちモニタリングはしていないが、たまに温度を見てみる限り格安簡易水冷より性能は明らかに高そう。他者のレビューを見る限りでも冷却性能は高いらしい。

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ポンプのロゴの向きとサイズは改善してほしいが、一度取り付けてしまえばめったに外すものでもないし、光らない故に実用中にロゴの向きが気になることもない。一流ブランドの高性能品が「光らない」というだけで比較的安価に手に入るのだから、実用性重視ならCORSAIR NAUTILUS 360 RSを買わない手はないだろう。長期間で見れば、中華の格安水冷よりも安上がりだと思う。

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