新型コロナウイルス感染拡大のおかげで、オンライン会議やオンライン飲み会を行う人が世界的に猛烈な勢いで増えている。僕もオンラインで友人たちと語り合うために、あまり使っていなかったマイクを引っ張り出してみたのだが、困ったことがあった。
3.5mm4極オーディオジャックでは3.5mm3極マイク入力が使えない
手持ちのノートPCは、オーディオジャックが一つしかない…。
金色のリングの横を見るとヘッドフォンにマイクが付いたような形のアイコンが彫られていることからわかるように、これはマイク入力と音声出力が一体になっているタイプの3.5mmオーディオジャック。
このタイプのジャックには、3極の音声出力端子なら問題なく使用できるものの、対して3極音声入力(マイク)端子は刺したところでうんともすんとも言ってくれない。使うにはスマートフォンに付属しているようなマイク付きのイヤホンを持ってくる他ないのだが、あいにくその手のものでよい物を持っていないので、使っていると耳が痛くなって仕方がない。
3.5mm4極ジャックをマイク入力と音声出力に分岐
というわけで3.5mm4極ジャックをマイク入力と音声出力に分岐するケーブルを購入。4極3.5mmのオス端子が、3極3.5mm音声出力メス端子と3極3.5mm音声入力メス端子に分岐されている。各端子にはマイクとヘッドフォンのマークが描かれている。
Beexcellentというブランドのものを購入してみたが、2本のケーブルがナイロンの糸で保護されているのが特徴的。ケーブルは柔らかく取り回しが良好。
これでオーディオを入力と出力に分岐することができる。
注意点として、これを使用している際はスマホやパソコンに内蔵されているスピーカーは使えなくなる。別途イヤホンやスピーカーを用意する必要がある。
スマホやパソコンで使用可能
これでやっと耳が痛くなる安物のイヤホンマイクから解放されて、高音質のスピーカーとマイクで友達と語り合うことができるようになった。音質的にも、ピュアオーディオを極めたいという人には全く向いていないと思うが、通常使用している限り特に問題は感じられない。たった数百円の支出で手持ちの資産が活かせるようになったのはラッキーだ。
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