Canonの一眼レフをWEBカメラにしてオンライン飲み会に参加してみた

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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響のおかげで、ほぼ毎日を家から一歩も出ない生活を送っているのだけども、これはあまり社交的とは言えない僕にとってもそれなりにしんどさを感じずにはいられない。

そんな中、社交的な僕の友人が「オンライン飲み会をしようぜ!」と誘ってくれたので、嬉々として参加しようと思ったのだけども、ここで問題が一つ浮上した。

「スマホ以外にカメラ付きの機器が無い」

一度スマホで参加してみたこともあるのだが、手軽な一方で画面は小さいし、スマホがそれに占有されてしまうので他に何もできないしと、地味にストレスがたまる。普通の飲み会であれば会話中にスマホを触ることはないのだけども、オンライン飲み会はなんだかんだ言って手持ち無沙汰になるタイミングが多々訪れるので、できればパソコンを使って参加したい。

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EOS Webcam Utility Betaで一眼レフをWEBカメラ化

というわけで、Canon USAが4月末にリリースしたEOS Webcam Utility Betaを使ってみた。これはCanon製のデジタル一眼レフカメラをWEBカメラ化するソフトウェアで、Windows10(64bit)のパソコンで使用可能。なお、あくまでもβ版であり米国以外での利用はサポート外であるが、自己責任で使ってみた。

EOS Webcam Utility Betaをインストール

まずはCanon USAの特設サイトにアクセス。

下までスクロールすると、対応機種が一覧になっている。今回はEOS 90DをWEBカメラ化したいので、そこをクリックする。

EOS Webcam Utility Beta 0.9.0 for Windowsの文字を確認したら、SELECTボタンをクリック、ファイルをダウンロードする。

あとはダウンロードされたEOS-Webcam-Utility-Beta.msiを開いて、指示に従って数回「Next」ボタンを押していけばインストールは完了する。

一眼レフをUSBケーブルで接続するだけ

このソフトの使い方は…説明するまでもない。

  1. 一眼レフとパソコンをUSBケーブルで接続する
  2. 一眼レフの電源を入れる
  3. ビデオ通話ソフトを立ち上げる

の3ステップでOK。パソコンが自動的に一眼レフをWEBカメラとして認識してくれるので、レンズ越しの映像が画面に映し出されるはずだ。

LINEやZOOM、Googleハングアウトで試してみた

現状で試してみた限り、

  • LINE
  • ZOOM
  • Googleハングアウト

の3つのビデオ通話ソフトで全く問題なく使用できた。使用してみた限りひどい遅延は特になかったし、通話相手も問題なくこちらを認識できた、とのこと。友人が使っていたWEBカメラやスマホに比べて圧倒的にきれいらしく、評判はかなり良かった。

パソコン画面に映る自分の映像も、スマホの時に比べて血色がよく見えるし、わざとカメラの設置位置を斜め前方にしてみたりすることで他とは違った映像配信ができたりする。楽しい。

EOS Webcam Utility Betaの良い点

EOS Webcam Utility Betaの良い点は、

  • 圧倒的な高画質
  • カメラ設置場所の自由度UP
  • 特に何の設定も必要が無い

の3つがあげられる。特に一眼レフならではの高画質と背景ボケはかなりのメリットだし、三脚を使って少し離れたところから望遠で撮影すれば、部屋の余計な場所を映さずに済む。僕は使ってはいないがライティングなどにもこだわりやすいだろう。

ただし、高画質と言っても動画配信の最大サイズは今のところ720pだし、そもそもビデオ通話の時点で画質はぐっと落ちる。それでもスマホやノートPC内蔵のカメラとは比較にならないほどきれいな映像を届けられるので、自分の印象を良くしたいのであれば使わない手はない。

EOS Webcam Utility Betaの悪い点

逆にイマイチな点としては、

  • カメラに給電されないので定期的な電池交換が必要
  • マイクは別で必要
  • 三脚等が必要で、機材が増える

ことを感じた。スマホに比べて機材が増えるのは仕方がないとしても、一眼レフに内蔵されているマイクは音声として入力されないので、音声入力を別に用意する必要があるのは地味に手間である。

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またUSBケーブルでパソコンと接続してはいるが、一眼レフには給電されない仕様なので、長時間の通話では電池交換が必要になる。90Dで使ってみた限りでは、満充電からおよそ2時間ほどで電源が切れた。電池切れを知らせるアラートなどは特にないので、ある時突然スパッとカメラが止まってしまう。ただその状態に陥っても、USBケーブルを接続したまま電池を交換すれば即座に映像を復帰させることができたので、予備電池を用意すれば特に問題はない。

超簡単に一眼レフをWEBカメラ化

インストールさえしてしまえば、特に何も考えることなく一眼レフをWEBカメラ化できるEOS Webcam Utility Betaは、新型コロナウイルスのはびこる新しい世界では非常に有効なツールだと感じた。スマートフォンで手軽にさくっと遠方の友人と繋がるのもいいが、配信する映像に拘ってみたい人は試す価値があると思う。