これまでPC用のサブモニターとして使っていた32インチテレビを買い替えることになった。現状24インチモニター×2+32インチテレビというだいぶ変則的なモニター環境になっていたので、どうせなら今回24インチモニター×3という環境に統一したい。ただ予算はそんなにあるわけではないので、コスパのよさそうなモニターから選ぶことにした。
PHILIPS 241E1D/11
で、選んだのはPHILIPS 241E1D/11。本当は今使っている246E7QDSB/11を買おうと思ったのだが、すでに販売終了していたので、後継と思わしき機種から選んだ。
- モニター本体+スタンド
- 取扱説明書
- 電源コード
- HDMIコード
- VGAコード
が付属していた。アンチグレア仕様のモニターだが、グレア化にはフィルムを貼ることで対応しているようで、「表面フィルムを剥がすな」という注意書きが貼られていた。
出入力端子は裏面にまとめられている。3.5mmのオーディオ出力端子とVESA規格のモニターアーム取り付け穴(100×100mm)も備わる。
PHILIPS 241E1D/11のスペック
液晶パネルの種類 | IPS テクノロジー |
AMD FreeSync™ テクノロジー | 有 |
バックライトの種類 | W-LED システム |
パネルサイズ | 23.8 インチ/60.5 cm |
ディスプレイ画面コーティング | アンチグレア |
縦横比 | 16:9 |
最大解像度 | 1920 x 1080 @ 75 Hz |
応答時間 | 4ms |
コントラスト比 | 1000:1 |
表示角度 | 178º(横)/178º(縦) |
色域(標準値) | NTSC 87%、sRGB 102% |
信号入力 | VGA(アナログ) HDMI(デジタル、HDCP) DVI-D(デジタル、HDCP) |
箱に「Good for Gaming」と書いてあるが、特別リフレッシュレートが高いモデルではない。家庭用ゲーム機に接続するぐらいなら十分に役割を果たしてくれるレベルで、PCゲームをゴリゴリやりたい人は別のモデルを選ぶべき。
黒が弱いが自然な色味でくっきりしたコントラストのモニター
スタンドをプラスネジ一か所で締め付ければ組み立ては完了。HDMIケーブルと電源コードを繋げば即使える状態になった。
PHILIPS 241E1D/11はかなり狭いベゼルがスタイリッシュな印象を与えてくれる。裏面は中央に向かって徐々に厚くなるデザインで、ヘアライン仕上げとなっているのがまたかっこいい。裏面を見ることはほぼないのだけども…。
対照的にデザイン上イマイチなのがこのスタンド。ちょっと大きいし存在感がある。246E7QDSB/11のスタンドがすっきりしていただけに残念だ。気になる人はモニターアームに変更してしまえばいい。スタンドは高さ調整はできず、角度調整機能のみを持つ。テーブル~画面下端までの高さは実測113mm。
肝心の色味だが、単体で見ている分には特に気になることはないぐらいには自然。IPSパネルなので、TNパネルとは違い彩度が高く、とてもきれいな印象だ。当然視野角も広いので、どの角度から見ても綺麗に見える。
EIZO EV2450に比べるとわずかに黒が薄いが、価格差を考えればこんなものだと思うレベル。黒は弱いがコントラストははっきりしていて、細かい文字や微妙な色味の違いも分かりやすい。フルHDの画面なので十分に精細。246E7QDSB/11で気になっている青の強さは控えめになっていたのも好印象。設定でsRBGにするとより改善されていい感じになった。
アンチグレアなので部屋の照明が反射してぎらついたりしないし、目にきつい感じは無し。
更なる改善が行われたハイコスパPCモニター
PHILIPS 241E1D/11、僕が使っている前型に比べると、ベゼルが細くなり、色味がかなり改善され非常に好印象。めったに使うものではないが、設定ボタンも使いやすくなっている。自然な色味のモニターをなるべく低価格でほしい人にオススメだ。
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