Amazfit GTRというスマートウォッチを買ってみたら、その圧倒的な電池持ちによってなかなか便利だということが分かった。のだが、このスマートウォッチ、購入時点では日本語に対応していないという重大な欠点があったのだった。
通知を受け取るたびに、ひらがな/カタカナが文字化けし、画面上に「???」が躍るのは、慣れてくると特に気にならなくなってくるとは言え、一体何のためのスマートウォッチなのかわからない部分が否めなかった…。
2019年12月9日にXiaomiが日本進出
2019年12月9日に、中華スマホで有名なXiaomi(シャオミ)が日本に進出してきた。AmazfitはXiaomiの協力会社であるHuami社のスマートウォッチブランドなので、
「きっとこのタイミングでAmazfit GTRも日本語対応するに違いない!」
と期待していたのだが、なかなか対応しなかった…。
一部ユーザーは過去に日本語化されていたというベータ版を自力で突っ込んで使ったりしていただけに、なんだかヤキモキしてしまっていたのだった…。
Amazfit GTR日本語化、誰かの役に立てば。
— Yakiniku (@unk0o) November 22, 2019
やり方(Androidユーザー)
①googleplayのアプリ自動更新停止•amazfitアプリアンインストール
②ロシアのXDAからamazfit3.4.3β入手
③β版の提供終了通知来るけど、放置。自動的にFW1.3.4.15にダウングレードされる
④amazfitアプリ以外で運用 pic.twitter.com/xr81LaU5X0
12月17日に公式で日本語化!
ところが12月17日に、Twitter上で「Amazfit GTRが公式で日本語に対応した!」という情報が流れ始めた。
ついに来たか。さっそくアップデートしてみよう!
スマートフォンでAmazfitアプリを立ち上げると、自動でアップデートが始まった。スマホの画面上には、今まで見たことが無い
「フォントを更新中」
という新しい通知が!これが日本語対応の証か。
フォントに加えいくつかのファームウェアアップデートを終えると、Amazfit GTRが自動で再起動を始めた。再起動後、メニュー画面を開いてみると…
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
メニュー画面やその下の階層を含め、全てがきっちり日本語化していた!
当然ながら通知もばっちり日本語で受け取れる。これであの「???」祭りからは解放されたのだ!
ファームウェアバージョンはV1.3.5.27。 これ以降は正式に日本語対応し続けると思われる。
恐らくスマホ側の言語設定に依存
ただ多言語対応した割に、Amazfit GTR本体内に言語設定の項目は存在しないままだった。これはおそらくスマートフォン側の言語設定によって自動で言語が変更される仕掛けになっているのではないかと思われる。その検証のためにスマホの言語を変更する気もないので分からないが…。
個人的には日本語のフォントがイマイチなので、例えばメニュー画面だけでも英語を維持するなどの設定があると面白いな~とは思った。
Amazfit GTRは最強のスマートウォッチへ
圧倒的な電池持ちによって、普通の腕時計と変わらない使用感を持つAmazfit GTR。ついに公式対応したことによって、最強の座を手に入れたのかもしれない。今こそAmazfit GTRを買う時なのだ。
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