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【レビュー】世界最小級の45W USB充電器!CIO NovaPort DUOⅡ 45Wが持ち運びにちょうど良すぎる

5.0
ガジェット

最近気付いた。持ち運び用のUSB充電器は小さければ小さいほどいい。

ノートパソコン用の場合を除いて、出先ではガジェット類の充電にハイパワーは必要ない。スマホの充電は20Wで十分だし、カメラ類もそこまで大出力を要求してない。考えてみれば、出先で2つ以上のガジェットを同時に充電することはほとんど無いように思う。

ってことは、2ポートで40Wぐらいの小型充電器があれば事足りるのではないか?

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CIO NovaPort DUOⅡ 45W

というわけで購入したのがCIO NovaPort DUOⅡ 45W。世界最小級を謳う45W 2ポートのUSB充電器だ。

ところでこのパッケージのデカさにはびっくりした。確かに店頭販売を意識したら大きめサイズのパッケージのほうが目立ってよいのだろうが…。最近はぎっしり詰まってる系のパッケージばかり見てきたので、ほとんど空気のようなパッケージが逆に新鮮に思えた。パッケージを小さくすればその分商品価格も下がるのでは…?

中身は本体と取扱説明書、あとはアンケートなどの紙。USB充電器なので付属品は特になし。

スペック

メーカーCIO
製品名NovaPort DUOⅡ 45W
型番CIO-G45W2C-N2
入力100-240VAC 50/60Hz 1A
出力
USB-C1 / C2
(単ポート使用時)
5V-3A
9V-3A
12V-3A
15V-3A
20V-2.25A
Max 45W

PPS:5-11V – 4.05A
出力
USB-C1 + C2
(2ポート使用時)
30W+15W
or
15W+30W
or
20W+20W

Total 45W Max
2ポート出力
30Wの場合
5V-3A
9V-3A
12V-2.5A
15V-2A
20V-1.5A

PPS:5-11V – 3A
2ポート出力
20Wの場合
5V-3A
9V-2.22A
12V-1.67A

PPS:5-11V – 2A
対応急速充電規格PD3.0
PPS
サイズ約45×33×29mm
重量約69g
実測70g
カラーバリエーション黒/白
Amazon販売開始日2024年9月4日

めちゃくちゃ小さい

細かいスペックはさておき、CIO NovaPort DUOⅡ 45Wの凄さはその小ささ。

見てこのサイズ感。

箱から取り出した時、僕はこの小ささにびっくりした。CIOの商品ページでは「卵サイズ」なんて書いてあるが、スーパーで売ってるMサイズの卵より明らかに小さい。多分Sサイズの卵よりも小さい。

実測はわずか70g。昔の5V-2.4Aしか取り出せなかったUSB充電器に比べればずっしりしていて中身が詰まっている感があるが、それはそれとして十分に軽い。後述するが、この軽さが実用でかなり優位に立ってくる場面が出てくる。

左からUGREEN 65W CIO 45W AUKEY 12W

実際に手持ちのUSB充電器と並べてみると、小ささが際立つ。流石に古い12W充電器は小さいが、2022年発売の65W充電器と比べるとあからさまに小さい。

もちろん2025年現在では2022年から比べると一回り小さい充電器が各社から発売されているが、CIOのこれは45Wクラスの充電器としては僕が調べた限り最も小さい製品の一つだった。

USBケーブルと並べるとこの小ささ。ちなみにAnker PowerLine III Flowという超柔らかいUSBケーブルと併用すると最強の持ち運びセットができるのでオススメ。

見た目は若干安っぽさがある

外観はザラザラした表面処理が施されたプラスチックでできており、CIOのロゴがキラリと光る。ザラザラしつつ黒光りする表装は安っぽさを感じる部分もあり、所有感という意味では微妙かもしれない。

USBポートは正面に2つあり、両方ともType Cポート。

裏面には折りたたみ式のプラグが備わる。

底面には各種スペックやPSEマークなどが記載される。この面の情報とCIOロゴ以外は、他の面には特に何も書かれていない。

折りたたみ式のプラグの根本には絶縁カバーが装着されていて、トラッキング火災などを防いでいる。

どっちのポートでも45Wが取り出せる

複数ポートあるUSB充電器だと、物によっては「45W出せるのは上のポートだけで、下のポートは20Wまで」みたいな少しややこしい仕様になっていたりする。そういうものは最速で充電したい場合に繋ぐポートを意識しないといけないため、若干めんどくさい。

しかしNova Intelligenceを搭載するCIO NovaPort DUOⅡ 45Wならそんなめんどくさいことを考える必要はない。

上と下どちらのポートに繋いでも、単ポートなら45Wが取り出せるし、必要に応じて30W/15Wや20W/20Wに振り分けてくれる。ユーザーは何も考える必要がない。

実際問題として、「このスマホは何W充電で、このカメラは何Wで、このPCは…」なんてことをいちいち記憶してないし、充電器のポートから何W取り出せるかどうかも当然覚えてない。だから繋げば勝手に最適な出力で充電してくれる機能は非常にありがたい。

瞬断を抑制

大抵のUSB充電器は、接続機器との適切な充電状況を通信している。このため複数機器を同時に充電している時に、一つの機器の充電ケーブルを外したり、あるいは新しい機器を充電したりすると、すでに繋がっている機器との充電が一瞬途切れる場合はある。この現象をCIOは「瞬断」と呼んでいる。

CIO NovaPort DUOⅡ 45Wにはこの瞬断を抑制する機能が備わっている。

手持ちのUGREENの65W充電器だと瞬断が起こるので、機器を付け外しすると地味にうざったい場面があった。が、今回のNovaPort DUOⅡで同じことを試してみたところ、瞬断を確認できなかった。

バッテリーを搭載しないモバイルモニターなどの一部の製品では、瞬断が発生する場合があると取扱説明書には記載されているので、全く起こらないわけではない訳では無い様子だが、実用するうえで地味にストレスを無くしてくれるのでありがたい。

壁指しでも十分な安定感

旅先のホテルや空港などのコンセントは、ハードに使われすぎているのかやたらと緩くなっていることがある。そういうところに重たくて長い充電器を差し込むと、自重で抜けてしまうことが多々あった。

CIO NovaPort DUOⅡ 45Wを実用してみた結果、壁にあるゆるくなってしまっているコンセントであっても、どうにか耐えてくれる程度の重量バランスと安定感があった。自重で勝手に抜けてしまうことはなさそう。

もし壁差しを重視するなら、CIO NovaPort SLIM 45Wの方が便利かもしれない。ただこちらは横のコンセントを占領しそうな気がして僕は選ばなかった。

発熱はそこそこある

CIO NovaPort DUOⅡ 45Wを実用するうえで一番気になったのは発熱。この充電器、思ってる以上にしっかり発熱する。

満充電状態のスマホを繋いでいてもほんのり発熱するし、45Wの最大出力が出るであろう状態だと結構しっかり熱い。流石に手で持てない程度まで熱くなるような状況は確認できていないが、そこそこ発熱がある点には注意が必要。

やっぱり本体が小さい分だけ放熱には厳しいらしい。

スマホ+ガジェットの充電ならこれで十分

僕は持ち運び用としてCIO NovaPort DUOⅡ 45Wを購入したが、実際にこの小ささと軽量さは非常に便利。ポーチにぽいっと放り込んでおくことに何ら躊躇しないこのサイズ感と45Wという出力は、まさに出先にちょうどいい。

若干発熱が多いように思える点は確かに気になるが、スマホとガジェットを同時に充電するならこれで十分すぎる。持ち運び用のUSB充電器を求めているなら間違いなく「買い」だろう。

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