GoPro HERO5が発表されましたね~。前面と背面にそれぞれ液晶パネルを搭載して、さらには背面はタッチパネルになって、4K映像が撮れるのはもはや当たり前。極めつけはついにハウジング無しで10m防水になったと、完全に正常進化してきた感じに。ついでに言うと値段もちょっと下がったみたい。うーん、GoProのドローンと合わせてちょっとほしいかも…。
なんて思ってたら、SJCAMも新型を発表してた
さすが僕らのSJCAM、期待を裏切らずこちらもHERO5に合わせたように新型を発表してた。しかも2つも。その名も、SJ6とSJ7。なんで急に桁が3つ下がったのかは気になるところではあるが、それよりも気になるのはその性能、そして値段だということは言うまでもないよね。
とりあえずスペックを比較する
機種 | GoPro HERO5 BLACK | SJCAM SJ6 LEGEND | SJCAM SJ7 STAR |
---|---|---|---|
外見 | |||
4K | 30 / 25fps 24fps SuperView |
24fps 4:3 | 30fps 25fps SuperView |
2160P | – | – | 30fps 4:3 |
2.7K | 60 / 50 / 48 / 24fps 30 / 25fps SuperView 30 / 25fps 4:3 |
– | 30fps 30fps SuperView 30fps 4:3 |
2K | 80 /60 / 50 / 48 / 30 / 25 / 24fps | 30fps | 60 / 30fps 60 / 30fps 4:3 |
1080p | 120 / 90 / 60 / 50 / 48 / 30 / 25 / 24fps 80 / 60 / 50 / 48 / 30 / 24 / 24fps SuperView |
60 / 30fps | 120 / 60 / 30fps 60 / 30fps SuperView |
960p | 120 / 60 / 50fps | – | 120 / 60 / 30 fps |
720p | 240 / 120 / 60 / 50 / 30 / 25fps 120 / 60 / 50 / 100fps SuperView |
120 / 60 / 30fps | 200 / 120 / 60 / 30fps 120 / 30 fps SuperView |
タッチパネル | 有り | 有り | 有り |
前面パネル | 有り | 有り | 無し |
背面スクリーンサイズ | 2.0 | 2.0 | 2.0 |
外部音声入力 | 有り | 有り | 有り |
手振れ補正 | 有り | 無し | 有り |
ボディ | 樹脂 | 樹脂 | アルミニウム |
GPS | 有り | 無し | 無し |
防水 | そのままで水深10mまで | 防水ハウジング | 防水ハウジング |
バッテリー | 1220mA | 1000mA | 1000mA |
価格 | 47000 | $159 | $199 |
さすがはGoPro、でもSJ7も負けてない
さすがアクションカメラ業界をけん引しているだけあってGoPro HERO5(以下、HERO5)の性能はすごい。HERO4から比べると一番の革新はハウジングなしでの防水対応だろう。今まで水場だったり汚れやすい環境だったりではハウジングの中に入れて撮影する必要があったものの、そうすると特に音の拾い方が悪くなって残念な感じにならざるを得なかったことがほとんどだった。それが本体そのままでも10m防水に対応するとなると、もっと気軽にガンガン持ち出せるようになるってことだろう。HPを見てもいまいちよくわからないけど、おそらくハウジングも付いてくるようないいまわしが見られるから、今までのように使いたい人にも対応できるはずだ。
対抗馬であるSJCAM SJ7 STAR(以下、SJ7)はどうかというと、これっぽっちも負けていない。いや、確かにフロントモニターがなかったり、バッテリー容量が劣っていたり、HERO5と比べると同じ画質でも撮れるフレーム数に違いがあったりもする。しかし、だ、撮影可能な最高フレーム数はHERO5となんら遜色がないうえに、バッテリー容量いっぱいいっぱいまで使い切るような撮影するような人ってあんまりいないよね。あとSJ7で注目すべきはアルミニウム製ボディになったところだろう。僕の所有しているSJ5000X Elite(以下、SJ5000X)でもそうだが、撮影していると次第に本体が結構な熱を持つことがあり、ネットを徘徊していると、4K撮影時には熱が上がりすぎてセーフティーがかかり撮影が中断されてしまうことがあるらしい。HERO5はさすがに気を使っているとは思われるが、防水ボディとなった分だけ放熱性に難があるのは間違いない。放熱性の高いアルミニウムボディのSJ7は、外部電源接続による長時間の運用にも十分耐えうるだけの性能があるのではないかと推測できる。
SJ6の立ち位置ってなに…?
さっぱりよくわからないのはSJCAM SJ6 LEGEND(以下、SJ6)。わざわざ表を作って比較するのもなんだかなぁと思う程度に、これを買うならSJ5000X Eliteを買った方がいいことは明確だ。違いがあるとすればフロントモニターとリアのタッチパネル、そしてわずかに容量の大きいバッテリーだけ。まぁ、SJ5000Xの場合は疑似4Kだというところに違いがあるのかもしれないが、基本的な性能はSJ5000XとSJ6ではほとんど変わらず、さらにSJ5000Xが$149で買えるのでお買い得感は間違いなくSJ5000Xである。外部音声入力が欲しい人向けなのかな…?
買い足すならSJ7が欲しい
仕事で使うのにもう一個SJ5000Xが欲しいな~なんて思っていた時期の発表だったので、もうちょっと待ってSJ7を買おうと思う。特にフルHD120fpsは魅力的だよね~。HERO5とは違って魚眼キャンセルがなさそうなのは残念っちゃ残念だけど(※今後のアップデートで対応が予定されているとの情報。詳しくはコメント欄を参照。ぽたさん、情報提供ありがとうございます!)、僕の場合そんな機能を使う予定がなさそうだから特に気にすることでもなさそう。
ちなみに、現時点で発売時期は、
- HERO5:10月2日
- SJ6:10月20日~30日
- SJ7:10月20日~30日
だという。SJ5000Xの値下げも僕が悲しくなるレベルでどんどん進んでるので、待てない人はそっちでも十二分に高性能なウェアラブルカメラを買うことができる。ちなみに僕は今SJ4000を買ってドライブレコーダーにしようか真剣に悩んでいる…。
Amazonで予約開始されてた!
コメント
こんばんは!
比較表、とてもわかりやすかったです。
SJCAMの方に、「sj6は魚眼補正あるみたいだけど、sj7には無いの?」と聞いてみたところ、下記のような解答が得られました。
【原文そのまま】
We would like to let you know that there is not a ‘fish-eye-correction’ mode on our new SJ7 Star now, but it is included in our next plan, we have a plan to add it on SJ7 Star.
つまり、「ソフトウェアアップデートなどで魚眼補正に対応する可能性が高い」ということですね!(*゚▽゚)ノ
これはSj7、確かに買いかもしれませんね
SJ7は魚眼補正ないのか~と僕も残念に思ってはいたのですが、アップデートで対応の可能性があるんですね。
ますます買いですね!
ただSJ4000でアップデート失敗&動かなくなった経験があるので少しアップデート恐怖症です(笑)。
そのSJ4000は今日治ったんですけど。
はじめまして、
SJCAMのSJ4000を買って気に入っていたので、SJ5000Xを検討しててこちらのブログにたどり着きました。
現時点で日本語で解説してるのはこちらのブログしかありませんね。
あるブログでSJ5000Xは画角がSJ4000よりも少し狭くなっているということで、どうしようかと迷っている状態です。
SJ6、SJ7の発表があったのですね。
解説もわかりやすくて、参考になりました。
かなり質感も向上してるようですね。
SJ7のsuperviewが気になりますね。
GOPRO並に超広角になっていることを期待します。
僕らのSJCAM いいですね!
SJCAM最高ですよね(笑)。
僕もSJ5000Xは画角が若干狭いらしいという情報は知っていたので、せっかくSJ4000が治ったので簡易的に比較してみました。
その結果としては、言われれば確かに微妙に狭いかもしれない…ぐらいです。
とにかく超広角がいいんだ!というのでなければ特に気にすることでもないかと。
あ、でも手振れ補正をONにすると明らかに画角が狭くなるので注意は必要です。
僕もSJ7には大いに期待しています!やはりアルミボディというところがいいですね。
記事中にも書いてますが、5000Xはボディが黒ってのもあるかもしれませんが結構熱持つんですよね。
それが原因で撮影が中断されたことは今のところないんですけど、放熱性が高いにこしたことはありません。
あとは値段が下がれば文句なしです(笑)。
お久しぶりです!そろそろ予約しようかと思って、改めてホームページみたら、魚眼補正の紹介が増えてましたよ!
ところでですけど、4k 30fpsだとかなり容量食いそうですけど、何ギガのmicroSDカードまで認識するんでしょうね…
お、本当ですね!
魚眼キャンセルのほかにも防水ケースの写真とかも出てるじゃないですか。
やっぱりSJ7は買いですね(笑)!
使えるSDカードはSJCAMの公式ショップページに載ってますよ。
External memory: supporting SDIO v3.0,SD,SDHC,SDXC and UHS-1 speed
(原文そのまま)
SDXC対応ってことは、理論上は2TBまでOKってことですね。
4KはフルHDと比べて単純に4倍の容量があって、現状32GBのmicroSDカードなら1080p30fpsで3時間ぐらいとれるので、同じだけ撮影時間が欲しいなら128GBを買うしかないですね。うーんちょっとコストが…。
つい先日SanDiskから1TBのSDカードが発表されましたし、もうちょっと待てばmicroSDで512GBとかも出てくるんでしょうけど、これっぽっちも使い切れる気がしません(笑)。