正直なところキーボードに対して特に何のこだわりもないのだけども、なんだか最近無線キーボードが無性にほしくなってきた。今のデスクトップパソコン(ドスパラ GALLERIA XF)を買って以来、それに付属していた安っぽい有線キーボードを使っているのだけども、ふとした拍子に「配線が邪魔だな~」と感じることがあるのだ。
先にも言ったようにキーボードへのこだわりはないので、手ごろな価格で使い勝手のよさそうなものがあればそれでいい。ただマウスはロジクールのM570tを愛用しているので、Unifyingレシーバーをそのまま生かしたい。つまりロジクールのキーボードしか選択肢はないわけだ。
ロジクールの定番キーボード K275
というわけで選んだのが、ロジクールのド定番キーボードK270の後継機種であるK275。K275は2015年9月発売(メーカーページ参照)にも関わらず、いまだに旧型と併売されているのは、きっとその色味のせいなんだろうなと買ってみて思った。
箱を開けるとキーボードが出てくる。Unifyingレシーバーはちょっとわかりにくいところ(矢印の先)に収納されている。
K275はファンクションキーの上に8つの青色のホットキーが並んでいる以外、本当に特に何の変哲もない普通のキーボード。光ったりしないし、なんか変な配列がされてたりしないし、本当に基本に忠実な普通のキーボード。
今まで使っていたものと並べても、若干幅が広いぐらいで特に変わりはなし。本当に普通。
一応防水設計
K275の裏面にはいくつか穴が開いており、それはキーボードの上面に繋がっている。どうもコーヒーやお茶などをこぼしても大丈夫なように、ある程度の防水性を確保しているらしい。自分でも意外なのだが、これまでキーボードに飲み物をこぼした経験が一度もないので、これが活躍する機会というのはそうそうないとは思う。が、きっとそんなときにも安心できるのだろう。
K270とK275の違い
旧型と現行型のキーボードでいったい何が違うんだろうなぁと思って調べてみたところ、その違いはおおよそ、
K275 | K270 | |
本体の色 | 灰色 | 黒 |
ホットキーの色 | 青 | 黒 |
ぐらい。細かいところを言うと足のゴム素材が変わったとかなんとか。まぁ確かにこの灰色は何となく締まらない感じの色なので、評判が悪いのは分からなくもない。性能の違いは特にないらしい。
Unifyingレシーバーが変わってた
一つだけ気になるのはUnifyingレシーバーの形状が変わっていたこと。試しに両方使ってみたけども、気持ち新型のほうがキーボードの反応がよかった(というより旧型だと若干のラグが特定のキーであった)ので、新型に入れ替えるのが吉だと思う。
スベスベの触り心地と適度な深さの打鍵感
実際にこのブログはK275を使用して書いているのだけども、適度にシボ加工された表面はすべすべしつつも、適切なへこみとちょうどいい深さと軽さの打鍵感で、非常に扱いやすい。これまで使っていたキーボードが若干深めだったのもあって、タイプミスがちょっと減ったような気がする。
安いキーボードで静音設計ではないとはいえ、「カシャカシャカシャ」とした音は軽く、全くうるさいとは思わない(感じ方には個人差があります)。やたらに軽すぎる安っぽい音ではないので不快感もない。「ザ・キーボードの音」といった感じ。
ホットキーに任意の動きを割り当てさらに快適に
上側にある8つのホットキーの内、右8つには任意の動きを割り当てることができる。
ロジクールセットポイントを使って設定する。僕は左から順に
- ブラウザの起動
- メールソフトの起動
- PCをロック
- 音楽ソフトの起動
に割り当ててみた。メールチェックをしたいときにボタンをぽちっと押せばいいだけなので超簡単で楽ちん。
ちなみに左側のキーでは動画や音楽の再生/停止、音量の増減、ミュートをワンタッチで行うことができる。どのホットキーもとても便利。ただ個体差なのか、しっかりと押さないと反応しないこともあった。
さらに良く誤タッチしてイライラするキーを無効化することもできる。僕はよくInsertとNumLockをONにしてしまって時間を無駄にするので、そのあたりを無効化しておいた。こういうことができるのは地味に嬉しい。
基本+αの快適無線キーボード
さすが超定番品なだけあって特に文句の付け所がない仕上がりのキーボード、それがK275。無線通信でどこにでも移動できるのも便利だし、ホットキーの使い勝手も良好。単四電池2本のバッテリーは一度入れれば24か月も持つ上、3年間の保証までついてくる。特にキーボードにこだわらないよという人は、とりあえずこれを選んでおけば間違いない。
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