Amazonベストセラーのボイスレコーダーを買ってみた結果【AOTTOO V89】

3.0
ガジェット

時々ボイスレコーダーが必要になる場面があるのだが、今まで使っていた国産のボイスレコーダーがここ最近壊れて使えなくなってしまった。まぁ実際のところスマートフォンのアプリで用が足りることがほとんどなのだが、何回かそれで試したところいちいちアプリを立ち上げてから作業するのが鬱陶しく、やはりボタンを一つ押すだけで即録音できるボイスレコーダーの方が便利に感じたのだった。というわけでボイスレコーダーを新調することにした。

ただそんな頻繁にボイスレコーダーを使うわけでもないし、最低限そこで行われた会話が聞こえればそれで問題はない。なのでAmazonで販売されている格安の中華品を買ってみることにしてみた。

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Amazonベストセラーのボイスレコーダー:AOTTOO V89

それがこの「AOTTOO V89」。Amazonでベストセラーモデルとなっているボイスレコーダーで、購入時点の価格は3299円だった。国産のボイスレコーダーはとりあえず5000円出さないと買えないイメージなので、比べると一回りぐらい安い。実は別メーカーで2000円台の新商品っぽい物もあったのだが、レビューがサクラしか無かったので今回はパスした。

ちなみにこの箱、すごく小さい上にものすごく薄いので届いたときにびっくりした。

  • ボイスレコーダー本体
  • 充電・データ通信ケーブル(microUSB)
  • 取扱説明書

と、中華製品らしい必要最小限の付属品。取扱説明書は日本語で、ざっと目を通してみても怪しい部分はほぼほぼ無くキレイに作られているので好印象。LINE友だちになると1年間の保証期間を18ヶ月に延長できるクーポンコードも入っていた。

スペック

サイズ約102.5×40.5×9.8mm
重量実測39g
内蔵メモリ16GB
録音フォーマットMP3、WAV
再生フォーマットMP3、WAV、WMA、FLAC、APE
録音ビットレート32kbps~1536kpbs
動作温度-5℃~40℃
バッテリー3.7V/560mAh
マイク(指向性)ステレオ
イヤホンジャック3.5mmステレオ
パソコン対応OSWindows10/8/7、Mac OS
充電時間約2時間

スペックとしては普通。MP3とWAVで録音でき、WAVだと1536kbpsのハイビットレートで録音可能だが、この手のボイスレコーダーに高音質を期待してもしょうがないのでMP3の128kbpsぐらいで事足りるはず(MP3では最大192kbpsで録音できる)。初期状態だとWAVの512kbpsになっているが、16GBも容量があるので、これから変更する理由も特にない。つまり特に何も設定する必要はなく即使えるということだ(日時の設定項目は存在する)。

何よりも圧倒的に薄くコンパクト、実測で39gと超軽量なのが嬉しい。乾電池などで動くボイスレコーダーよりも薄く軽いので、適当にカバンに突っ込んでおいても邪魔になることは無いはず。その分全体的な質感は極めてチープで高級感のかけらもないが、実際安いので文句は言えない。

かっちりとした物理ボタンで操作感は非常に良い

表面には10個の物理キーが並び、いずれもかちっと確実な手応えが有るので、仮に手袋をしていたとしても操作は可能。全体的な手触りはプラスチック感丸出しであまり良くない。またスピーカーも内蔵されている。

横には電源ボタン、ロックボタン、そしてmicroUSB端子が備わる。2つのボタンはどちらもカチッとした操作感で扱いやすく、ボタンも固めなので勝手に動いてしまうことは防げそう。今どき端子はUSB TypeCにして欲しいが、安いので文句は言えない。この端子から充電やPCとの接続が可能。

個人的には乾電池の電池切れが有る方が嫌なので、USB充電できるボイスレコーダーは非常にありがたい。

上部には外部マイクとイヤホンの差込口、そしてマイクが備わる。作りとしては極めて基本的なボイスレコーダーと言った感じ。

画面をつけると明らかにチープな感じの表示が現れ、少し懐かしさすら感じる。ただ操作感は悪くなく、説明書を見なくても普通に操作できるぐらい扱いやすい。

また斜めから見ると液晶の色が反転するあたりもなんだか味がある。

必要十分な録音音質

録音は電源を入れたのちにRECボタンを押すだけで開始される。RECボタンを押すと「少しお待ち下さい」の表示があるが、これは3秒ほどで消え、その後自動で録音が開始される。録音を終えるときはSTOPボタンを押せばいいだけ。録音を終了させると即再生画面に移るので、音声を確認するときには中央の再生/停止ボタンを押せば良い。極めてシンプルな操作系となっている。録音された音源はリピート再生されてしまうのだが、これを1度だけの再生にする方法が見当たらないのが少しうざったくも思う。

録音される音質はまさに必要十分といった感じで、FMラジオぐらいをイメージしてもらえれば良いと思う。ホワイトノイズはそこそこ乗っているが会話は十分聞こえる。ただマイクに若干の指向性が有るようで、マイクの方向と真逆から話したりする声は小さめに録音されてしまう。小さめに入ってきた音声の補正機能なども搭載されていないので、会話を録音したい場合は話し手の方向にしっかりとマイクを向けるべきだろう。

内蔵スピーカーも必要十分な性能で、しょぼいラジオぐらいの音質。会話を確認するぐらいなら問題ない。再生中に上下ボタンを押すことで音量調整も可能。再生中にMENUボタンを押して項目を選ぶことで再生スピードを変化させることができるのだが、これはできれば十字ボタンの横ボタンなどで直接操作できると良かった。

ちなみに、録音されたファイルは日時の名前になるのだが、日時を設定しても何故か過去の日付になってしまう。なので少し管理しづらい。

録音中に筐体に触るとノイズが乗る

AOTTOO V89最大の問題は、録音中に筐体に触れるとノイズが盛大に乗るということにある。録音中にボディを指でなぞると「カサカサカサ・・・」という音が入るし、ボタン操作は「ガチッ!」と結構な音量が入る。机の上に置いた状態でのみ使うのであれば特に気にならないかもしれないが、手持ちで録音し、ついついボイスレコーダーをなでてしまうと無駄な音がガンガン入ってしまう。手持ちで使い際にはなるべく手の中から動かさないように注意する必要がある。

またV89にはスクリーンセーバー機能があり、標準だと録音中でもボタン操作が行われない状態から20秒が立つと画面が消えるのだが、これを回避しようとボタンを触ると音が入ってしまう。僕は録音時間などを常時確認したいのでスクリーンセーバー機能はOFFにした。

基本的な要件に問題はないが、使い方次第では良くない

AOTTOO V89は、ボイスレコーダーとしての録音性能は十分で、どこかに置いた状態で会話を録音するぐらいであれば普通に使えると思う。ただ手持ちで使うには多少の問題があり、なるべくそういったノイズを乗せたくないと思う人は別の製品を買うべきだろう。ただノイズが乗っても会話が聞ければそれでOKという考え方もあるので、とにかく安くボイスレコーダーを手に入れたいなら悪くない選択肢であるようにも思える。

まぁでも、国産のエントリーモデルを買うほうが幸せになれるとは思うが・・・。

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