ポータブルHDDやポータブルSDDをいくつか持っているのだけど、最近容量がいっぱいになったり、もうあんまり持ち出すことがなくなってしまった事もあって、昔の机の上でかさばってしまっているのが気になっていた。HDDも古くなってきたし容量不足も否めないので、ここらで昔のデータは大容量なHDDにまとめてしまおう。
BUFFALO HD-NRLD6.0U3-BA
というわけで買ったのがこのBUFFALOの外付けHDD。品番はHD-NRLD6.0U3-BAで、容量は6TB。
これを選んだ理由は単純明快で、値段が一番安かったから。購入した時点で外付けHDDの相場は4TBでおよそ9000円前後、6TBになると13000円前後、8TBだと18000円前後程度と言った感じだったのだが、このモデルは型落ち故か11000円程度で購入できた。
HDDはどうせいつか壊れるものだし、進化してどんどん容量あたりの値段が下がっていくので、個人的には適度に安いものを定期的に入れ替えて行くのがデータの保存に一番有効な気がしている。そういう意味ではベストな製品だった。
中身はシンプルに
- HDD本体
- USBケーブル
- ACアダプター
- 取扱説明書
と必要最低限。また故障予測ができる無料ソフトウェアがHDDの中に最初から入っている。ACアダプターが大きくて少し設置場所に悩む以外は特に問題なし。縦置きもできるので小スペースに収まるのも利点として大きい。
バックアップ用として必要十分な性能
当然のことながらACアダプターを繋いでUSBケーブルをPCと接続するだけで普通に使える。中には「見守り合図」のソフトウェアインストーラーが入っている。
容量は5.45TB。
CrystalDiskInfo8で確認したところ、中身のHDDは東芝製だった。HDDの回転数は5400rpmなので高速読み書きができるタイプではないが、今回は主にバックアップ用として使いたいので、耐久性という面ではこちらのほうが嬉しい。
CrystalDiskMark8で読み書き速度を測ったところ、両方ともおよそ200MB/sと、実用にあたっておおよそ不満のない程度の数値が出てきた。実はBUFFALOの4TB外付けHDDも持っているので計測してみたのだが、そちらは読み書きともに160MB/sと若干これより劣っており、6TBモデルの方が性能がいいのかもしれない。
実際に古いHDDからデータを移してみたのだが、一番速いときで130MB/s、遅くても70MB/sといったスピードでデータが移行されており、総量約900GBのデータを移すのにおよそ2時間かかっていた。データ移動の速さは元々の保存先の性能にも依存するので何とも言えないが、そつなく使えて良いと感じた。
使っているとほんのり本体があたたまるが、ファンレス&防振&静音設計なので駆動音が気になることはない。仮に寝室に置いたとしてもなんとも思わないだろう。
年々取り扱うデータ量が増えてきて、特に動画撮影などを行うと一気に容量が圧迫される時代なので、そこそこの性能で大容量なHDDが安く手に入るのは嬉しい。しかもそれがちゃんとしたブランド品なのだから、もはや文句のつけようが無い。基本的にはテレビやレコーダーにつけて録画する用として販売されているが、データのバックアップ用として使うのにも最適な、安心して使えるHDDだと感じる。
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