2025年9月末にAmazonベーシックからUSBメモリが発売されたらしい。Amazonベーシックといえば先日購入したmicroSDカードがなかなか高性能でコスパ良かったので気になる。
128GB、256GB、512GBの3種類をラインナップしているのだが、どうも256GBモデルだけタイミングによっては爆安になるらしい。偶然そのタイミングに出くわしたので、購入して確かめてみることにした。
Amazonベーシック USBメモリ 256GB
というわけで買ってみたのがこちら。Amazonベーシックらしくパッケージがシンプルすぎる。前回買ったmicroSDカードのパッケージとほぼ見分けがつかないのだが、仕分ける人は大変なんじゃないだろうか。
中身は本体と取扱説明書と極めてシンプル。
肝心の本体がこちら。USB Type-AとUSB Type-Cのデュアルコネクタを持つUSBメモリだ。PCではType-A、スマホにはType-Cなどと使い分けができるこの手の商品は最近流行っているし、実際使い勝手も悪くないはず。
サイズも一般的なUSBメモリと変わらず、持ち運びに便利なコンパクトサイズ。
一部を除き金属筐体で質感はかなりいい。シャンパンシルバーの塗装色は高級感があるし、ボディ～Type-A端子まで継ぎ目が一切無いのもかっこいい。Type-C端子が押出材じゃないのだけ残念だが、そんな細かい所を気にしてもしょうがない。
360度ぐるぐる回るカバーも金属製でストラップホールまで付いている。各端子の前ではカチッと止まるので使い勝手は良好。なかなかの好印象だ。
カバー部分に「LS25USBC256G1」という型番が書かれている。商品ページによれば製造は台湾とのこと。
読み書き共に400MB/s超えのハイスペック！
さっそく定番ソフトCrystalDiskMarkでその読み書き速度を測っていく。なお、USBの規格はUSB 3.2 Gen1となっている。
Type-A端子、Type-C端子のどちらで測っても読み書き速度共に400MB/sを超える高速転送速度を発揮！実はこの読書速度、商品説明ではまともにアピールされておらず、商品の詳細タブを開くと小さく「読み込み速度 400 メガバイト毎秒」とだけ書かれている。もっとアピールしたほうがいいと思います。
というか、よくあるUSBメモリがだいたい読込100～200MB/s、書き込み速度に至ってはアピールすらされず、実際にはめちゃくちゃ遅いなんてこともよくある。それを考えると読込はもちろん書込速度まで400MB/s超えはUSBメモリとしてはとんでもないハイスペックと言える。
適当な動画ファイルの書込をしてみたところ、瞬間的には250MB/s、安定的に160MB/s前後でデータが転送されていった。これはUSBメモリとしては十二分に速い。256GBの容量を扱うにも不自由しない転送速度だ。
ちなみにベンチマーク中はほんのり暖かくなった。
たまにやたらと安くなる
はじめにちらっと書いたが、このUSBメモリ、たまにやたらと安くなるタイミングがあるらしい。2025年12月現在での通常販売価格は
- 128GB→3103円
- 256GB→4184円
- 512GB→7401円
と、容量あたりの価格で考えると全く安いとは言えない値段で販売されている（読書速度はめちゃくちゃ速いが）。ただ…、
256GBモデルだけたまに急激に値段が下がることがあり、なんと僕は2709円で購入した。この時128GBモデルは2556円に下がっていたので、たった150円追加するだけで容量を倍にできるという謎現象が発生してしまっていた。
デュアルコネクタタイプのUSBメモリで256GBモデルはだいたい3000円前後で販売されていることが多いので、2700円という価格は十分魅力的。それでいてあの高速書き込み速度は強すぎる。この価格で変えるならこれ一択だろう。
ちなみに512GBモデルは今まで値下がりしたことがないどころか、時には9000円台に値上がりすることもあった。512GBモデルはコスト的には魅力が薄い。
3000円を切ったタイミングならこれを買え
通常価格の4184円だと容量あたりの魅力が薄いAmazonベーシックのUSBメモリ 256GBモデルだが、3000円を下回ってくると話が変わってくる。しかも400MB/s超えの読書速度は他を圧倒しているし、実転送速度も十二分に速い。256GBのUSBメモリを探しているならこれ一択だろう。いつ安くなるかは誰にもわからないので、その時を待つ必要はあるが。
ポチップ
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