最近GoPro Hero 9 Blackを手に入れて遊んでいるのだが、このカメラ、電池の持ちが割と悪い。電池残量が少ないところで粘るので、純正バッテリーで1時間半ぐらいの連続稼働時間はありそうなのだが、カメラを回しっぱなしにしてるとちょっとひやひやする。
そう思っていたら、カメラの互換バッテリーを数多く取り扱っているVemicoより商品提供を頂いたので、今回はそのレビューを行う。
Vemico G4-2B GoPro Hero9バッテリー充電器セット
今回頂いたのが、Vemico G4-2B GoPro Hero9バッテリー充電器セット。その名の通りGoPro Hero 9シリーズに適合する互換バッテリーと充電器のセットだ。
- 1800mAhバッテリー×2
- バッテリーケース×2
- ツインチャージャー
- USB TypeCケーブル
- 製品保証書
- ボーナスカード
が同梱されていた。
純正バッテリー+80mAhの大容量
Vemico | GoPro純正 | |
---|---|---|
電圧 | 3.85V | 3.85V |
容量 | 1800mAh | 1720mAh |
重量(実測) | 32g | 32g |
最大充電電圧 | 4.4V | 4.4V |
最大温度 | 60℃ | 60℃ |
と、容量が80mAh多い以外はGoPro純正バッテリーと全く同じスペック。
GoPro純正バッテリーと見比べてみても、装飾の違いはあれどほとんど変わらない。GoPro純正バッテリーは中央部分がわずかに凹んでいるのだが(バッテリーが膨らんだ時の対策?)、Vemicoにはそれが無いぐらいの差しかない。
純正バッテリーも充電できるTypeC入力のツインチャージャー
- Imput:5V/2A(USB TypeCまたはmicroUSB)
- Output:4.4V-800mA×2
の性能を持つツインチャージャー。見た目はプラスチック感全開でチャチな印象だが、軽く小さい(実測25g、56×46×22mm)なので持ち運びには便利そう。他社製品を見てみると、箱型で中にバッテリーが丸っと収まるタイプのものが多いので、単体のサイズ感で見ればVemicoの方が小さい。
中華ガジェットはいまだに安いからという理由でmicroUSB入力を採用している場合が多いが、Vemicoのこの充電器はTypeC・microUSB両方の入力に対応しているのが嬉しいポイント。早くTypeCケーブルだけにしたい人にはうってつけ。
充電中は赤色で、充電官僚は緑色でインジケーターが光るようになっている。バッテリーが空の状態からの充電時間はおよそ2時間だった。もちろん純正バッテリーも全く問題なく充電できた。
純正バッテリーと同等の駆動時間
実際にVemicoのバッテリーをGoPro Hero 9 Blackに入れて使ってみた。カメラに入れる時の違和感や引っかかりなどはなく、純正バッテリーと同様に動作した。
なかなか全く同等の条件で純正バッテリーと比較する、というのは難しいのだが、使ってみた限り1時間程度連続駆動させたときのバッテリー残量は純正と変わらず、同等の連続駆動時間が確保されているように思える。発熱の程度も同じで、雨が降る中使ってみたりもしたが問題は無かった。
純正より安価で普通に使える
というわけで、Vemico G4-2B GoPro Hero9バッテリー充電器セットは、バッテリーも充電器も全く問題なく普通に使えることが分かった。あとはバッテリーの耐久性だが、そこはもっと使い込んでみないと分からないの部分なので、わかり次第追記したい。純正品に比べて安価なので、とりあえず一個持っておくと安心してGoProで撮影ができるようになるはず。
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