自作PC組んだら映像出力がDisplayPort×3 + HDMI×1になってしまった。PNY RTX4060の仕様的にそれはしょうがないというか最初からわかっていたことなのだけど、1つ困ったことが。
家のモニター、DisplayPort端子がない。
HDMI端子しか無いモニターだけどDisplayPortで映像入力したい
現在自分のPCモニター構成はこの3枚
この中でXP PEN Artist 12 セカンドはUSB Type-Cか付属する特殊なHDMI端子での接続となるのだが、PC側に映像出力できるUSB Type-C端子がない。なのでこの液タブは必然的にHDMIで接続する必要がある。
流石に現代のクリエイター向けモニターであるASUS ProArt PA279CRVはDisplayPort入力が可能なのでなんの問題もない。一方、Philips 246E7QDSB/11は2017年に購入した安価なフルHDモニターということもあって、DisplayPort端子が備わっていない。旧PCにはDVI端子があったのでそれでPhilips 246E7QDSB/11を繋いでいたのだが、流石にDVI端子なんていまどき使わない。
確かにPhilipsのモニターは古いし、キャリブレーションしないと明らかに色味がおかしいレベルに狂ってきているので買い替えたいところではあるが、今の状況で買い替えるのはしんどい。もっと安価でこのモニターを活かせるようにしたい。
Amazonベーシック DisplayPort – HDMI 変換ケーブル

というわけで買ってみたのがAmazonベーシックの製品。DisplayPortで出力した映像をHDMIで入力できるようになる変換ケーブルだ。


中身は見ての通りシンプルで本体のみ。ケーブルを見れば明らかなように、片側がDisplayPortのオス端子、反対側がHDMIのオス端子となっている。
モニターを買い換えれば安くても1万円以上するが、この変換ケーブルならお値段およそ1200円。お財布に優しくて助かる。
このケーブルは単方向しか変換に対応していない点に注意が必要。HDMIで出力された映像を、DisplayPortで入力することは不可能。

というわけで早速グラフィックボードのDisplayPortポートに変換ケーブルを差し込み、PCモニターのHDMI端子につなげてみると…

無事に映像出力が出来た!
この変換ケーブルは最大4K30Hzまでの出力に対応しているが、無事にフルHD60Hzでの出力が出来ていた。今日まで1ヶ月ほど使ってきたが、実用上はなんの問題も感じていない。
一部妙な挙動もある
ただ一点、一定時間アイドル状態が続いたら画面をオフにする設定をしているのだが、画面オフ時にもこの変換ケーブルで接続したモニターは黒い状態で光り続けている。復帰後にカラープロファイルが外れてしまうなど微妙に挙動がおかしいところがある。
変換ケーブル無しでHDMIやDVIケーブルで繋いだときはこのような変な挙動は無かったので、変換ケーブルによる弊害かもしれない。特にモニターが点きっぱなだと余計な負荷が掛かっていそうで、ここだけは気になる。
お財布に優しく既存モニターを活用
とはいえモニターを買い替えること無く安価で活用できるようになるのは素直に助かる。もちろんそのうちDisplayPort端子を持つモニターに切り替えたいとは思っているが、まずはこれでしばらく使ってお金をためていこう。

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