今どきありとあらゆるものがUSBからの電源で動くようになっているので、たまに「え、今どきDC電源なの?」ってやつがあるとちょっとだけ困ったりする場合があったりなかったりする。
そんな時は変換ケーブルを使えばよいのだ。
DC12Vを取り出せる変換ケーブル
というわけで今回Amazonで適当に探して見つけたのが、このLANMU DC電源供給ケーブル。今回はDC12Vを取り出せるものを購入した。
中身は本体、ケーブルタイ、センキューカードといたってシンプル。
USB5Vを12Vへ変換
USB電源というのは通常(PD給電などの特殊なものを除いて)5Vの電圧を供給できるようになっている。これをちょっとごつめのUSB Type-A端子の中で昇圧し、DC12Vを出力するのが、この変換ケーブル。
ちなみに、DC電源のアダプター(丸い先端)は外径が何種類かあるので、自分の使いたいものに合ったものを選ぶ必要がある。
何Aの電流まで流せるかが記載されていないが、商品説明によると「1A以下での使用をオススメ」とのこと。そもそも5Vを12Vへ昇圧している時点でそんな大電流は期待できないので問題なし。
商品本体とは無関係だが、付属のケーブルタイが簡単には外れないタイプのものだった。こういうところ地味に嬉しい。
AC100V電源の装置をモバイル化したい
これを使うと、通常AC100Vから電源を取っているものをUSB電源で駆動できるようになる。このBose SoundLink Mini Bluetooth speakerのような装置にピッタリ。
実際にUSB電源から給電を行ってみると、しっかりと給電の証である緑ランプが点灯した。でもこのままじゃAC100Vから給電しているのと変わらない…?
ところが↑のような大容量のモバイルバッテリーと組み合わせることで、電源をモバイル化することができるのだ!AC100Vが取り出せるような大きなポータブル電源や発電機が必要なく、コンパクトに駆動させることができる。これは電源の無いちょっとした野外イベントなどで活躍するはず!
…もちろん高出力を取り出せないので、あくまでも「内部バッテリーがイベント終盤まで持つ」ぐらいの役目しか果たせないのだが。ノートパソコンの充電とかもちょっと厳しいものがある。
あると無いとじゃ大違い
というわけでちょっとニッチな商品なUSB⇒DC電源変換ケーブルでした。僕の手元に届いたこれは給電中にわずかながらにコイル鳴きが聞こえたが、ほとんど気になるレベルじゃない。大容量モバイルバッテリーとの組み合わせで、ちょっとしたタイミングで大活躍してくれるだろう。
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