1年半前に愛用の一眼レフカメラCanon EOS 80Dのアイカップを壊してしまって以来、追加購入した純正のアイカップを使用して撮影をこなしていた。ところが先月の仕事中、ふとした拍子にアイカップが無くなってしまっていることに気が付いた。撮影はあと2日残されているのに、予備のアイカップは無い。アイカップを入手できる場所もない…。
瞼にカメラだこを作りたくない…
アイカップはファインダーを覗くときに目の周辺を保護するためにあるので、実際のところ無くても全く問題なく撮影ができる。ただ…使っていくと瞼に硬いカメラボディがあたるタイミングが多々あり、地味~~~~に痛い。このことを同行していたプロカメラマンに話をしてみたら、
「そのままずっと使っていると、そのうち瞼にカメラだこができるかもしれませんね(笑)」
なんて言われてしまった。ただ冗談とはいえ、それは嫌だ…!
アイカップは割と無くなりやすい
しかし、そもそもこのアイカップという部品はそう簡単に紛失するものなのだろうか?僕はそう頻繁に一眼レフを使わないため無くすまでに1年半かかった。しかし知り合いのプロカメラマンに聞いてみたところ、
「アイカップはしょっちゅう無くなるんで、予備を持っといたほうがいいですよ」
とのことだった。彼らとは使用頻度が圧倒的に異なるとはいえ、実際僕も一つ無くしてしまったことは事実なのだから、1つ予備を持っといてもいいのかもしれない。そう高い物でもないし、かさばったり重かったりするものでもない。カメラバッグに突っ込んどいてもさほど邪魔にならないだろう。
NEEWER 2-Pack アイカップ(Canon EB交換用)
というわけでいつものようにAmazonでぽちり。届いたのがこの袋。ストロボディフューザーと同じNEEWER製をチョイスした。
前回純正品を買った時は、「そもそも純正品が高くないので社外品を買うメリットがない」なんて言ったが、このNEEWERは2個セットで純正よりも安い価格で購入できるのだ!単価は純正の半額以下!予備も欲しいと思った僕にはちょうどいい選択。
袋から出してみる。成形はきれいでバリは無し。気持ちゴムが大きく、ピチっとハマっていない感じもあるが、そこまでの違和感はない。
純正品と比較
レインカバー用に使っている爪の折れた純正品と並べてみた。表面は純正品と何ら変わらないように見える。ゴムもプラスチックも微妙に色合いが純正と異なるが、並べなければわからないレベル。形状は全く同じ。
裏面は、純正品はCanonやMADE IN JAPANの刻印があるが、NEEWER製はツルっとしている。ただそれ以外に大きな差は無し。
ゴム部分がわずかにべた付く
ただ見た目に現れない部分に差があった。純正品はサラッとした触り心地なのに対し、NEEWER製はわずかにべた付くような、油っぽい感触がある。おかげで細かい埃が付着しやすい。ただ不愉快なレベルではないので、特に大きな問題とは言えない。
カメラにもカチッと装着
80Dに装着してみた。カチッとした装着感があり、ガタツキは全くなし。純正品に比べると少し固定力が高いような感触がある。見た目には何一つ違和感なく、ファインダーを覗いたときの感触にも何ら差はなかった。
残りは予備に
残りのもう一つはカメラバッグに入れておいた。これでまたアイカップを無くしたとしても、瞼が痛くなることはないはず。低コストで予備部品まで購入することができたので大満足だ。
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